大反響 ホンマでっか!?TV 『浮気遺伝子』にスタジオ爆笑✨✨✨
えーろうです。
先日のホンマでっか!?TVで メチャクチャ盛り上がった(爆)⤴️✨「浮気遺伝子」につきましては、、
既に拙書【日本人の遺伝子】(角川新書)にも書いているのですが、予想以上の反響に驚いており、、更に取材オファーが来そうでどうなることかと。。。(笑)⤴️✨⤴️✨⤴️
これは2004年に英国🇬🇧の科学雑誌Nature(ネーチャー)に報告されたもので(ネーチャンではありません💦爆)
その日本語訳の見出しも凄く、、、
〝浮気なドンファンが たった1つの遺伝子で 真面目な家庭的な男性に変わるかもしれない〟
さすがネーチャーです(笑)
ハタネズミ🐀に幾つか種類があるのですが、バゾプレッシン受容体の遺伝子が正常だと『一夫一妻』ハタネズミ🐀となるのですが、、
この遺伝子が壊れたハタネズミは『乱婚』ハタネズミ🐀になることが分かりました。
また日本でも追試が行われ、福岡大、九州大のチームがこのバゾプレッシン受容体遺伝子を壊したネズミは、活動量が多くじっとしていない(セッカチである😆)また暗期に活動量が増える(夜にゴソゴソしている😆)、音などに驚愕反応を示す事(音に敏感😆)を日本薬理学会雑誌に2009年に総説として報告しています。
この遺伝子は海馬扁桃体など情動を司る部位で発現が確認されており、ヒトでもオーストラリアのチームが7378人を対象にこの浮気遺伝子(バゾプレッシン受容体遺伝子変異)の研究が大規模に始まり、その後も音楽家などに多いのではという報告がされています。
参考論文
1) Why voles stick together
Evan Balaban
Nature volume 429, pages 711–712 (17 June 2004)
2) Genetic analysis of human extrapair mating: Heritability, between-sex correlation, and receptor genes for vasopressin and oxytocin.
Brendan P. Zietsch; Lars Westberg; Pekka Santtila; Patrick Jern
Evolution and Human Behavior 36 (2) 130-136.2015
3)精神機能におけるバソプレシン受容体の役割. 総説 江頭 伸昭ら、日本薬理学会雑誌、134,3-7(2009)
4) Music genetics research: Association with musicality of a polymorphism in the AVPR1A gene.
Mariath LM, et al. Genet Mol Biol. 2017 Apr-Jun.